交通事故を起こしたらどうすればいいの?

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交通事故を起こしたら

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事故は起こしたくて起こす人はいない

交通事故は誰も起こしたくて起こす人はいません。事故を起こしてしまったら、普通戸惑いますよね。どうしよう!何からすればいいのかわからない・・テレビのコマーシャルでも、そんなのがありますが、ここでは不幸にして事故を起こしてしまったら、どうすれば良いのかについて説明していきます。事故を起こさないことが前提ではありますが、万が一の時に備えて、是非このブログで覚えて頂き、参考になれば良いなと思います。それでは始めましょう。

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現場での措置

負傷者の救護

事故を起こしてしまった時、もし負傷者がいたら、優先順位第一位で負傷者の救護をしてください。人命第一です。これを怠った場合は救護措置違反になります。それ以前に人として当たり前ですね。重症の場合は、すぐに119番をします。110番ではないですよ!よく、気が動転して、最初に警察110番に掛ける人がいますが、これは間違っています。人命にかかることがあるのであれば、最初は救急119番に掛けるべきです。1秒でも早く救急車に来てもらい、処置をしてもらわなければなりません。ご心配なく。救急119番に通報すれば、救急119番から警察に連絡が入りますので、どちらといえば119番に掛ければ一回で終わります。逆に最初警察110番に掛けると、勿論救急に連絡しますが、負傷者の状態などについては、また聞きになってしまい、救急から同じことを何度も聴かれるということにもなります。ですから、救急車が必要な場合は、負傷者の救護をしながら救急119番に掛ける、ということを忘れないでください。負傷者の救護をしているから、自分では救急119番に掛ける余裕がない・・という場合もあると思いますが、そういう時は近くにいる人、誰でも良いので、大きい声で「誰か119番してください!」と叫んで頼みましょう。日本人であれば、誰かがしてくれるはずです。

現場における危険回避措置

道路の真ん中に負傷者がいるような場合は、負傷者を安全な場所に移動させるなど、しましょう。ただ、その状態によっては動かさないほうが良い場合もあります。その判断は難しいです。あまりに交通量が多くてまた事故に遭いそう、という場合は歩道などに移動しましょう。事故をした車は、そのままの場所にそのままの状態にしなくても良いですので、事故の様子を何枚か写真に撮るなどして、様子がわかるようにしてから、車も移動してください。動けばですけど。動かない場合は、レッカーを頼むことになります。車が動かない時には、後続の車に知らせるように、三角表示板を後方に置き、発煙筒を焚きましょう。このようにして危険回避措置をします。

警察110番・救急119番への通報

負傷者がいる場合については、上記の通り負傷者の救護が最優先ですが、そこまでではない場合、まずは110番します。ただ、ここで注意して頂きたいのが、当事者同士で、少し話をしてください。それは、怪我をしているか、この怪我というのは、一般の方の解釈と警察の解釈が違います。一般の方は、これくらいは大したことないから怪我じゃない、というような感覚だと思います。警察的には、ちょっと首に違和感がある、とか、腰が変な感じ、などということが聞きたいのです。身体に違和感がある場合は、その後長くて1週間位してから痛み出すこともあるのです。現に私がそうでした。それ以上長い期間が経って痛みが出るというのは、あまり聞きません。いずれにしても、警察110番する場合には、相手にも状態を聞いてもらい、もし身体に違和感があるとか言った場合は、そのことを伝えてください。何故か?というと、怪我なしの物損事故と、人身事故では、扱いが変わってくるからなんです。それについては、また後でお話します。

現場写真を撮る

今の時代、皆さん携帯電話かスマートホンは持っていると思いますので、必ず現場の写真を撮りましょう。あと、破損した車の写真も撮りましょう。後から揉めるのを防ぐ為です。現場の写真は、どこでどのような事故なのかが、わかるように撮りましょう。車の写真は全体や衝突した状態がわかるような写真を何枚でも撮って下さい。相手の車は衝突した以外の部分も撮りましょう。というのは、後から、ここもぶつかっていた、などと いちゃもんをつけられないように、何でもない部分も取っておけば、事故の時何でもなかったと言えますので。

あと、ドライブレコーダーは必ずつけるようにしましょう。今の時代は後方も同時録画できるものが良いと思います。ニュースで毎日のようにとりあげられている「煽り運転」対策もあります。元々交通事故の様子がわかるようにドライブレコーダーはつけたものですから、やはり必ずつけるようにしましょう。揉めた時には、間違いなく解決します。私は5000円位の安いドラレコをつけていますが、例え安いドラレコでも、ないよりはましです。お金に余裕のある方は、ちゃんとした日本製のドラレコがいいでしょうね。

相手と連絡先の交換

そこまでしたら、相手の方と連絡先の交換をしてください。住所・氏名・電話番号・できれば仕事などについて、交換しましょう。あと修理の関係等については、保険屋さんにお願いするのが良いと思いますで、その場で、私が払いますとか、言わないようにしましょう。良い人は、つい言っちゃうらしいんですよねぇ。でも、これ、とても危険ですので、絶対言ってはいけません。任意保険に皆さん入っていると思いますので、必ず今後は保険屋さんを通じてお話するようにします、と言いましょう。例え保険を使わなくても、保険屋さんは示談交渉も仕事ですから、いいんです。せっかく お金を払っているのですから、使わないとです。これも以外に知らないんですよね。もったいないです。覚えておきましょうね。あとは保険屋さんが全部やってくれますから、大丈夫です。

警察が来る前に用意するもの

〇運転免許証

〇車検証

〇自動車賠償責任保険証書

この3点は必ず必要ですので、用意して下さい。

警察に聞かれること

〇発生時間(相手の方と話をして決めて下さい)

〇発生場所(これは写真でも口で言っても、場所がわかれば良いです)

〇事故の状況(進行方向など、詳しく聞かれます)

〇電話番号、職業、職場の住所、名称、電話番号

大まかに言うとこんな感じです。

物損事故と人身事故の違い

物損事故の場合は、交番、駐在所、パトカー勤務員が処理することができます。処理の仕方も2パターンがあって、一つは非臨場物損処理というのがあります。

非臨場物損

これは、警察官が現場に行かなくても処理できるというやり方です。あまり知らない方が多いと思います。この処理ができる物損事故は、当事者同士が居り、揉めずに車も動く時に処理できます。当て逃げ等はできません。非臨場処理の時は、現場近くの交番、駐在所、本署へ行けば、そこで処理ができるので、雨が降っているとかいう場合は、警察にしても当事者にしても濡れずに処理ができます。また現場で処理するとなると、警察官が手書きで免許証、車検証、自賠責保険を写し、連絡先を聞いて書いたりと、時間が掛かりますが、警察施設にはコピー機があるので、それを省略することができます。なので、少し時間が早く処理できるという利点があります。もう一つは臨場物損です。

臨場物損

現場で処理をするやり方です。

何かと時間が掛かります。警察官は交番、駐在所、パトカー勤務員が対応しますから、事故処理の道具を用意して現場に向かいます。(パトカーは準備できていますが。)交番、駐在所は、巡回連絡に出ていたり、パトロールをしていたり、その途中で、無線で呼ばれたりします。交番にいることは、ほとんどないので、出先から一旦交番、駐在所に戻って、事故処理の支度をしてから現場に向かうので、時間が掛かってしまいます。これも仕方のない話です。皆さんに、わかって頂きたいことでもあります。

現場に着くと、まず怪我の有無を聴きます。もし怪我があった場合は本署に連絡をして、交通課を派遣します。(交通課でないと人身事故は処理できないので。)そして大まかな事故の状況を聴きます。(発生時間、場所など)

運転免許証、車検証、自賠責保険を全てメモに写します。これが時間掛かります。これが物損事故の処理です。

人身事故

人身事故は現場でないと処理できません。実況見分も念入りにやりますので、とても時間が掛かります。物損事故の手続きプラスαの処理となります。調書をとったり実況見分をしたり、切符を切ったりと、時間が掛かります。人身事故の処理交通課でないと処理できないので、通報時のポイントとなります。

警察110番通報時のポイント

最初に物損事故として処理をした場合、後から身体が具合悪くなることもあります。私が経験した中では一週間後に痛みが出たというのがありました。事故した時に、少し首や腰に違和感がある、というような場合は、最初通報時に言ってもらいたい、というのは、物損事故として処理して、その後怪我が出た、となると、物損から人身に跳ねると言います。担当が地域課(交番、駐在所、パトカー)から交通課に変わることになります。そうすると、先に述べたように、やることが増えますので、後から、また呼び出しをされ、調書をとったり現場に行き再実況見分をするということになります。つまりは、事故を起こした当事者の方は、二度手間になってしまうのです。これを防ぐには、最初に違和感がある、等の場合言っておけば、怪我がでることを見越して最初から交通課が現場に来て担当することになります。もし後から怪我が出なくても、それは何も問題はありません。でも、こうしておけば、もし後から怪我が出ても、そんな手間にはなりません。なので、最初に言ったほうが良いと思います。

保険屋さんに連絡

先にも述べましたが、保険を使わなくても保険屋さんには連絡をして下さい。保険を払うだけが保険屋さんの仕事ではありません。示談交渉も立派な仕事ですので、お金を払って保険に入っているのですから、使わなければ損です。連絡すれば、後は全て保険屋さんがやってくれますので、一番揉めずに良い方法です。保険屋さん同士での話になるので、こちらはノータッチで大丈夫です。知らない方が多いと思いますが、覚えておいて活用しましょう。

まとめ

誰もが事故は起こしたくありませんが、不幸にして起こしてしまう時もあります。この記事が、そんな時の参考になれば幸いです。

安全運転に心掛けて無事故無違反を目指し頑張りましょう。


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