警察官の受傷事故について

警察官の受傷事故について 本当にあった事件簿
警察官の受傷事故について
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受傷事故ってなに?

受傷事故って、普通はあまり聞いたことがないと思いますが、警察内部では、よく使う言葉なんです。

まあ読んで字のごとくなんですが、傷を受ける事故、つまりは、職務中に発生する事故、公務執行妨害などで怪我を負った事故をいいます。

警察官は、受傷事故防止の為に、訓練をしています。

柔道剣道は勿論のこと、警察独自の逮捕術というものもあります。逮捕術は柔道、剣道、空手などなどの武術が合わさっている総合武術のようなものです。逮捕術というくらいですから、犯人を逮捕する為に必要な技があります。全警察官は、これを訓練します。なので、警察官は強いんですよ。元警察官でも舐めちゃいけませんよ。

そこらへんの人よりは、間違いなく強いです。

しかしながら、毎年、たくさんの警察官の方が、受傷事故を受けています。それはいろいろな理由がありますが、不意を突かれる、狭い交番内で襲われる、相手が薬中毒、相手が複数、などなどいろいろです。防げるものもあれば、防げないものもあります。ケースバイケースです。

できることなら怪我なんてしたくはありませんから、訓練はしますが、どうしてもダメな時もありますので、その時は覚悟するしかないですね。

という私も何度か受傷事故は受けています。

公務執行妨害で逮捕してますが、まあ痛かったことだけは覚えています。恥ずかしながら・・

その中の一つの事件について、今回は お話しようと思います。

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深夜の110番通報

それは、当直勤務中のある深夜、午前2時過ぎのことでした。隣接する交番の若い後輩とミニパトでパトロール中、

突然無線で、

「〇〇町〇番地、〇〇アパートで住侵(住居侵入)事案発生、被疑者は現場にいる模様、直ちに警察官を現場に急行させたし!」

との110番通報が入ったとの本部通信指令課からの無線を傍受しました。

なので本署には、「本部無線傍受了解、直ちに現場方向とする。」と無線で報告し、現場へ急行しました。

事件の概要は、110番通報者の部屋に男が入り込み、押し入れの中に隠れていた、という内容でした。

犯人は、現場に居た!

現場であるアパートに着き、現場である2階へ外階段を上ったところ、2階踊り場に一人のピンク色のTシャツを着た中年男性が1名、座っていました。私は、若手警察官に、

「通報者から話を聴いてくるから、この男を見張っているように」と指示し、通報者と接触しました。

通報者の話では、110番の内容と同じ、部屋に帰ってきたら、知らない男が押し入れの中に隠れていた、ということでした。その男は、ピンクのTシャツを着た踊り場に居る男か確認したところ、あの男に間違いないということでしたので、踊り場に居る男に対して、職務質問を開始しました。若手警察官に対しては、間違いない、と一言いいました。

と、話始めた途端に、いきなり逃走しようとしたのです。

避ける若手警察官

その男が階段から逃走しようとした時に、若手警察官、どうしたと思いますか?普通ならば、目の前に居るんですから、立ちはだかりますよね?って、警察官ですから、当たり前ですよ。ところが、その若手警察官は、なんと!避けたんです!!身体を斜め横にして避けたんです!

その間から男は階段方向に逃走しようとしたので、私は左手を伸ばして男のTシャツの首元を掴みました。

が、男は階段を駆け下りたので、私は首元を掴んだまま引きずられてしまいました。

受傷事故

結局そのまま階段から落ちてしまったのです。

目の前に鉄柱が見えました。あれ、不思議ですよね。車の交通事故もそうですが、瞬間スローモーションになるんですよね。その時もそうでした。

チッチッチッ・・・ あ、このまま ぶつかったら死ぬかもしれない・・と瞬間思いました。その後、「ガンッ」見事に鉄柱に頭からぶつかったのです。

ああ・死んだか・・と 思った瞬間、

「あれ?あ、生きてる!身体動く!」だったんです。

で、すかさず男を追いかけて、引き倒して制圧しました。

死ななくて良かったぁ・・・

制圧したのは、おれだけ?

男を制圧して、すぐに無線機で大至急応援を頼むと入れました。制圧している間に、段々身体中が痛くなってきました。でも、制圧している手と身体を動かすわけにはいかない。せめて応援が来るまでは、制圧していないと・・

と力を振り絞って制圧していました。

しばらくして、やっと本署のパトカーと内勤当直員が到着しました。そこで、男を引き継ぎました。

というか、その時点で、もう身体が言うことを利かず、全身が痛い状態で、動けませんでした。

結局、そのまま病院に行くことになり、結果は、全身打撲全治2週間という診断結果でした。

若手警察官は何してた?

はい。おかしいですよね?二人で現場に行ったのに、男を制圧していたのは、私だけだったって。

あとから本人に聞いたのですが、何て言ったと思いますか??

「犯人だと思わなかったので、逃がしました。」って。

いやいや・・どう考えても犯人でしょ?しかも私が間違いないと、言って、職務質問をしているのに・・・

更に、おれが階段から落ちた後、犯人を追いかけて制圧している時は、何をしていたんだ?と聞いたところ、

「階段の踊り場で、見ていました。」って。

頭おかしくないですか?

少なくとも、私が男を制圧しているってことは、何かしらの犯人であることは明白。しかも階段から落ちてまで制圧している、って、その場で応援に来るのが当たり前です。

事情が理解できないなら、せめて、私のところにきて、状況を聞くのが当然のことです。

それもしないで、よく見ていられたものだと思いました。

実際に、このような警察官がいたんですよ。日本警察の将来は暗いなと・・少し感じてしまいました。

また、この警察官といると、きっと何があっても助けてくれないんだろうなと、感じました。

そんな警察官に、一般の方が守れるのか・・・

本当に不安になります。

地域官が驚きの一言を放つ!

地域課には、地域課長と、その上の地域官という役職の警察官がいました。関係ないですが、その地域官は前所属ではパワハラで処分を受けて、当署に来たんです。

で、当署では、地域課長を怒鳴り散らしていました。

結局パワハラ警察官です。

私が受傷事故を受け、病院に行くため交番に戻ったところ、地域官から電話が入りました。

「どういう状況だったの?」

「これこれこうで、階段から落ちてしまいました。すみませんでした。」

「手を離せば良かったじゃん?」

「は?住侵の被疑者ですよっ!?離すわけないじゃないですか!何言ってるんですか!」

こんな会話です。おかしくないですか?

被疑者の手を離せと?離して逃がしたら、何故手を離したんだ!死んでも手を離すな!とか、いうはずですよ。

まあ狂ってますね。警察幹部の言うセリフじゃないと思います。でも、居るんですよ。こういう警察官が。

まとめ

昔は考えられなかったことです。

昔の警察官は、やる気のない人も多かったですが、若手は、みんな血の気が多く、そういう場面では、我先にと前に出て行ったものです。だから若手ばかりで、現場に行っても、何も怖くなかったんですね。

今は、こんな奴がいるのかと、がっかりしました。

この警察官は、勿論まだ現職でやっています。

何が腹立つって、すみませんの一言もないんですよ?

悪いと思っていないんでしょうね。どうでもいいですけど。

まあ、こんな警察官ばかりじゃないですけどね・・

今回の受傷事故は、受けるべくして受けた、というものではありません。若手がしっかりしていれば、階段から落ちることもなかったと思われます。

こんな警察官がいるって聞いただけで、不安になりますよね。残念ながら本当です。

日本の警察官から、このような警察官が居なくなることを祈っています。

信じるか信じないかは あなた次第です・・

警察ラインスタンプあります!ご覧ください!

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