警察官の装備品について

警察官の装備品について 警察の仕事
警察官の装備品について
スポンサーリンク

地域課警察官の装備品

手帳

これは言わずとも誰もが知っていますよね。

警察手帳です。手帳とはいっても、書き込みはできない手帳です。

以前の手帳は、書き込みできたんです。本当に手帳でした。

新しい制服になった時に、今の警察手帳に変わり、書き込みできなくなりました。不便です。昔は私服で聞き込み捜査等に行った時に、警察手帳に書き込んだりしていました。今は、それはできません。

とはいえ、昔も今も警察手帳は警察官の身分証なので仕事をする際は必ず携帯しなければなりません。手帳を持っていない警察官なんて信用してはいけませんよ。いい加減な警察官に違いないんですから。

警棒

今の警棒は特殊警棒といって、金属製の伸縮するタイプになっています。昔は木製で、これも動きにくかったです。それに比べると、今の特殊警棒は軽くて小さいので良いです。警棒はけん銃を使うほどではない状況の時に使用します。

手錠

手錠も皆さん知っていますよね。犯人を逮捕する時に手に掛けるやつです。金属製ですが、これも以前に比べると軽くなっています。

手錠には、所持している警察官の固有番号が刻印されています。

警察官が多数居る現場で、揉みくちゃ状態で逮捕したとしても、手錠の番号から、誰が手錠を掛けたのかが、わかるようになっています。

警笛

警笛とは、笛です。交通整理などで、吹いている笛のことです。

これはプラスチック製で、できています。

けん銃

これも言わずとも、ご存じかと思います。けん銃も、いろいろ種類があります。もっとも多い種類は、ニューナンブというけん銃です。口径は38口径です。あとはスミス&ウェッソン、サクラなどあります。

昔はコルト45という、大きくて重い自動式けん銃もありました。

今はないですね。

防刃衣

これは制服の上に着ているチョッキです。

背中に〇〇県警察などと書いてあるやつですね。

あのチョッキの中には鉄板が入っていて、刃物を通さないようになっています。しかしながら、防刃衣を着ていても、刃物で刺された事件がありました。だって身体の全てをカバーしているわけではないので、その隙間から刺せば、簡単に刺されてしまいます。まして後ろからだったら

余計です。また犯人を追いかける時、格闘する時なんて、思うように動けないんです。そのせいで、怪我をしたこともあります。

現職の時に、こんなの着てると動けなくて余計に刺されるリスクが高い、と思っていました。今でも、そう思っています。

無線機

これは勤務している場所などでも変わってきます。 PC系という本部系の無線機、所轄系という警察署管内の専用無線機、PSDという携帯電話、受令機という本部無線を受信するだけのものなどがあります。

交通切符カバン

交通切符類を入れておくカバンです。交通違反切符や調書、切符作成の手引き等が入っています。

これは所外活動(パトロール、巡回連絡など)の時には必ず持って出かけます。

その他

通常業務であれば、こんな感じですが、これが事案対応になると、また個別で変わってきます。

盗難事件等であれば、鑑識カバンやメジャー(通称コロコロ)、カメラなどなど、荷物はたくさんあります。

スポンサーリンク

まとめ

このように、地域警察官が所外活動をする時には、かなりの装備品を身につけて、仕事をします。

なので、本当に体力がないとやっていけません。

これから警察官を目指す方は、覚えておいたほうが良いと思います。

全部で約10キロですよ!?おっさんにはキツイだけです。

あと、装備品じゃないですが、階級章もつけますね。階級章の上についているのが識別章というもので、個人番号が記載されています。

その番号で、どこの誰か特定されます。

ただし、留置管理課は、番号は見せないことになっています。

番号が書いてあるプレートの裏には〇〇県警察と書いてあります。

看守係は、裏にしています。

ということで、今回は警察官の装備品についてお話しましたが、これは

あくまで地域警察官の話です。内勤者は少し違うんですけどね。

まあ、それは機会があれば。

とにかく重装備だと言うことです。

現職の皆さま、本当に大変ですが、頑張ってください。

では。また。

ラインスタンプあります!(警察スタンプもあります)

警察無線用語等 白猫のミャウ - LINE スタンプ | LINE STORE
警察の無線用語や専門用語を集めたスタンプです。 警察官の方、マニアの方へ

こんなのあります!

コメント

タイトルとURLをコピーしました