すぐ泣く警察官

すぐ泣く警察官 本当にあった事件簿
すぐ泣く警察官
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職場で私の靴磨きを勝手に使っていた後輩

この後輩との出会いは、とある小さな警察署の留置場(正式には留置施設といいますがここではわかりやすく留置場といいますね)でした。この後輩はかなり田舎の交番で2~3年勤務し、その後看守係に異動してきたのです。留置場勤務は3交替といって、当直(24時間勤務)非番(当直で2日分やるので、既に勤務終わった状態の日)週休の繰り返しとなります。班も3班となり、それぞれ交替して勤務します。私とこの後輩とは班が違いました。実際私は1班で後輩は2班でした。この場合私の勤務が終わると交替で後輩たちが勤務する、という感じです。留置場の職員休憩室が場内にあり、そこで仮眠をしたり食事をしたりします。そして警察に月に一度、教養日という全体会議があります。会議と言っても幹部があーだこーだあーしろこーしろと言うだけのものです。その教養が始まる前にだいたい通常点検というものをやります。これは警察官の装備品を確認する点検です。やり方は決まっています。その際、服装点検というものがあります。これは服装が乱れていないかどうかを見る点検です。(通常点検に含まれます)ここで大事なのが「靴」です。革靴ですが、支給された革靴が汚れていると、あとから散々言われます。なので、必ず革靴はしっかり磨いて点検を受けるのが普通です。これは看守係といえ、非番に当たれば出席しなければなりません。なので、職員休憩室には、各勤務員が靴磨きセットを用意しています。私もサッと塗れる靴磨きを置いていました。勿論自分用ですが、もし他の勤務員がたまたま持っていなくて点検に出なければならない時には、自由に使ってくださいと言ってありました。なので、そういう時に使うのは全然良いのですが、この後輩は何を考えているのか、毎朝出勤すると私の靴磨きで靴を磨いているのです。私に断りもなく。しかも点検が無い日も毎日毎日勝手に使ってるんです。それって、おかしくないですか?どうでもいいって言えばどうでもいいんですが、結局必要な時に使えなくなるということがありました。なんで後輩の為に私の私物を提供しなければならないのか。やっぱりおかしいと思います。こんなことをする後輩でしたので、少し注意していました。

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被留置者(留置されている人)から話を聞いた

この警察署の留置場は本当に小さくて留置室が3部屋しかありませんでした。これほど部屋が少ない留置場も珍しいのです。しかも相当古い。今の留置場は、壁から鉄格子から白色となっていますが、ここは壁こそ白いものの、鉄格子は真っ黒でまさに監獄という感じでした。留置室の目の前が看守台という作りでしたので、ほぼマンツーマンのような感覚でした。留置人(正式には被留置者といいますが、ここではわかりやすく留置人と言います)からすると、不安だったり暇だったりといろいろありますが、よく看守に声を掛けてきます。そこでいろいろな話をして、お互い、どんな人なんだろう、と探ったりします。そういうところが、とても楽しくて私は留置場が好きでした。留置場なら今でもやりたいと思います。(もう無理ですが。)留置人からは世間話から雑談から相談まで、話をしました。とはいえ、信用されていなければ話もしてくれませんけど。 

やってはいけないことをしていた後輩

そんな時よく話をしてきた留置人から、相談があると言われ話を聞くと「明日の班の若い巡査が嫌がらせでお茶を入れる時に凄く高い位置から入れるので、こぼれてビチャビチャになってしまう」と言うのです。留置人が食事をする時に看守がお茶を入れるのですが、その時に嫌がらせをする、ということでした。信じられない話でした。でもこの留置人は毎日話しているなかで、そういうことで嘘を言う人じゃないと、思っていましたので、本人に確かめようと思いました。

それについて注意をするも・・

後輩に「話があるからちょっと屋上まで付き合ってくれ」と言いました。当時私も後輩もタバコを吸っていたので、屋上の喫煙スペースで話をしようということでした。そこで、私が「あのさ、話っていうのはさ・・」と言い始めると、矢継ぎ早に「靴墨ですか!?すみません!」と言って大きな声で泣き出したのです。私は「え?そうじゃねーよ!てか、それもそうだけど・・〇〇さんにお茶入れるとき・・・・」と問いただしました。最初はシラを切っていましたが最後には認めました。なので「、警察官がそんな子供みたいなことをするんじゃない、これは大変なことだ。二度とするな。〇〇さんに謝るように。」と伝えたのでした。が、警察官がいきなり泣くって、どう思いますか??何より、そこに驚きました。あとまた別の話になりますが、当時この後輩は警部補と一緒に勤務していたのですが、留置室内の電気を付けたり消したりする嫌がらせをしていたと、留置人から聞きました。とにかく嫌がらせをするという思考があることで警察官として失格と判断します。この時留置人が私に言ってきたので、私が注意する旨伝えたところ彼は「いや、自分で言うからいいよ」と言いました。なので、私は黙っておくことにしました。次の当直の日留置人から「自分でちゃんと言って警部補と巡査に土下座させたよ。」と報告を受けました。土下座がいいか悪いかはわかりませんが、そんなことなら最初からやらなきゃいいのにと思うだけでした。いずれにしても警察官として適正がないことは明らかです。またもうひとつ、この泣く警察官は、すぐに舌打ちをする癖がありました。普通じゃないですよね。

別の警察署でまたも泣く警察官と勤務することに

私は結局小さな警察署の留置場で4年勤務して大きな警察署に異動になりました。今度は交番勤務でした。その時私より前に、この泣く警察官は同じ警察署の刑事課に異動になっていました。また同じ署かと、かかわりたくないと思いました。ろくなやつじゃないんで。

内勤勤務員は内勤当直を本署でやる。

交番勤務員は3日に一度当直をやるという3交替でしたが、刑事課等の内勤勤務員は、6日に一度 警察署で内勤当直をします。内勤当直は刑事課1係2係、生活安全課、警備課、交通課等が一緒に当直をやります。何か事案が入れば本署から無線で指令を受けて交番勤務員が現場に向かいます。事案によっては内勤当直員も臨場します。 この大きな署で若手警察官と仲良くなりました。その彼も刑事課でした。刑事課と言っても係によって扱う事案が違います。彼は刑事2係でしたので、いわゆるマルボウと言われる暴力団を相手にする課でした。泣く警察官は1係でしたので泥棒などを扱う課となります。実はこの若手警察官のお父様と昔一緒に仕事をしたことがあり、大変お世話になったことが後から判明したのですが、この彼もとても好青年でした。信頼できる後輩だったので、泣く警察官の話もしました。するとこの彼も泣く警察官のことを嫌っていたようでした。

泣く警察官は当直中に悪口を言いふらしていた

この彼と泣く後輩は同じ班で、一緒に当直をしていたのです。この彼から聞くところによると泣く警察官は私のことを散々言っていたようでした。無線で私が通話すると、内勤当直員全員に対し、「この人ヤバいっすよ!まじ!ほんとヤバいっすよ!」などと言っていたようです。それを聞いていて私の仲の良い後輩は、面白くなかったと言っていました。この後輩よりも泣く警察官の方が少し年上の先輩だったようです。

まとめ

私はこの後輩がヤバいと言いふらしていたことが意味がわからなかったので、この後交番に電話が掛かってきたので、「おれの何がヤバいんだ?」と言うと最初はとぼけていましたが、追及した結果認めました。またここで説教となりましたが、多分この後輩は一生直らないと思います。私の何がヤバいのか、意味不明でしたが、結局昔私に説教されたことが面白くなく、内勤警察官達に私の悪口を言い、私を落とし入れ仕事をしにくくしようとしたのだと思います。前に留置場でやっていた嫌がらせと同じですね。思考が子供というか、脳が足りないというか警察官として本当に失格だと思います。しかし残念ながら未だに警察官をしています。こういう警察官と関わってしまったら本当に嫌な思いをすると思います。どうぞ皆様がこんな警察官と関わらないことをお祈りしております。

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