レーザー距離計は超便利グッズ
レーザー距離計って知っていますか?
知らない人も多いのではないでしょうか。
警察の仕事において、距離を測ることは本当に数多くあります。
主なものとしては、現場における実況見分が多いでしょう。
刑事関係であれば盗難事件現場における実況見分、交通関係であれば交通事故、違反現場における実況見分で、これは屋外も屋内もあります。
だいたい屋外の広い範囲ですと、通称コロコロ というローラーを転がして距離を測るウォーキングメジャーというものがポピュラーだと思います。確かに便利です。大昔は巻き尺で計測していましたので、それに比べると、一人で計測できるので各段便利です。また屋内であれば、
作業用の小さいメジャーを使用して計測するのがほとんどです。
もちろん それでも全然良いのですが、正確に計測するのは面倒くさい時があります。
基本は、それで良いと思います。
それを基本として、レーザー距離計も持っていると、その幅が広がります。
どんな時に便利なのか?
はっきり言って、天候の良い昼間は、あまり使えません。
スイッチを押すと、レーザーが照射され、その照射した所との距離を計測するので、どこに照射されているか、わからない日中では、正確な距離は計測することは難しいと思います。
もっとも、大きな壁に照射する、などといった場合は、ほぼズレることもない状態で、計測できる時もあるかと思います。
ところが、これが夜間になると、レーザーの赤く光る箇所が、わかりやすくなるため、とても使えます。
長い距離を計測する時など、ウォーキングメジャーで計測する時は、いちいち、その距離を歩かなければなりません。しかし、このレーザー距離計なら、歩かなくてもスイッチをピッピッ と2回押すだけで、計測できるのです。
こんな便利なものはありません。
また室内であれば、だいたいレーザーが、どこに照射されているか、わかるので、ほぼ使えます。
車の車内でも使えます。
これは超速で計測ができます。しかも正確。
単に距離を計測するだけではない
というのは、なんと三平方の定理までもできるのです。
わかりますか?
直角三角形の二辺がわかっている時に、もう一つの辺を、わざわざ計測しなくても、計算で割り出すということです。
が、この計算を勝手にやってくれます。必要な二辺を計測すれば、勝手に計算するんですよ?
凄くないですか?
これは、直接計測できない状況の時に、使うと、とても便利です。
実際に、どのように使用したか?
私が現職の時は、常にポケットに入れておき、使えそうな時は、すぐ使っていました。ほんと便利でしたから。
特に、一番活躍したのは。夜間の駐車禁止場所の大量の駐車違反の取り締まり時、標識からの距離を一台一台計測しなければなりません。もちろん、他にも写真撮影やらなにやら、いろいろありますので、省略できるものは省略したいのです。そこで、このレーザー距離計が大活躍。標識までの距離なんてピッ ピッ ですよ。
ハイ次―!てな感じで、時間短縮できました。
あとは、先にも書いたように、屋外の見分の時、昼間はダメでしたが、夜間は、凄い威力を発揮しました。
これも、いちいち歩かなくて良いという、時間短縮になりました。
更には、屋内は昼間でも使えたので、ほんとに時間短縮になりましたね。
まとめ
とにかく、一度使ったら、やめられない位の便利グッズです。現職警察官で、今使っていない方が居るのでしたら、是非一台、ポケットに入れておくと、良いと思います。
レーザー距離計もピンキリで、安いものから高いものまで、いろいろありますが、私のものは、最大計測距離が70m位だったと思います。実際、70mの距離を測ることも、そんなになかったかなと思うので、安いもので40m位のものでも、無いよりは あったほうがいい、という感じでしょうか。
お金に余裕のある方は お高いやつを どうぞ。
ということで、今回は、レーザー距離計について お話しました。決して回し者ではありませんが、私が実際に使っていて、本当に便利だと思ったので、この記事を書きました。
現場で、レーザー距離計を使っていると、ちょっと格好良い感じです。
あなたも是非!ほんと おススメです!
警察ラインスタンプあります!ご覧ください!
こんなのあります!
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