警察官の装備品
警察官の装備品には、いろいろありますが、その中に「防刃手袋」というものがあります。読んで字のごとく、刃物を防ぐ手袋 ですね。刃物事案が発生した時に装備していきます。個人に貸与されるものではなく、交番に2つとか、共用で配備されています。交番に配備されている防刃手袋は、凄くゴツくて、ジャリジャリしています。この表現でわかるでしょうか・・まあ、しっかりはしていますが、動かしにくい、という感じです。しかも勤務員全員分があるわけではないので、それもどうかと思います。実際に刃物事案が発生した時に準備するものは
「さすまた」
「防刃手袋」
でしょうか。防刃衣は、いつも着ていますので、この二つかと思います。実際に刃物事案が発生したら、現場では さすまた、警棒、盾が一番使用頻度が高いのではないでしょうか。更に けん銃 ですね。刃物を持って向かってくる犯人に対しては、警告をしたのち、けん銃を構え、更に向かってくる場合は威嚇射撃をしたのち、警告をして、それでもダメなら発砲する、という感じです。とはいえ、もし防刃手袋で済むなら それに越したことはありません。
100均セリアの防刃手袋
ここからが本題です。今回の主役「防刃手袋」ですが、なんと!100均に売っているのです!100均セリアで、ひとつ110円!両手分でも220円!!凄くないですかっ!?驚きました。私はもう警察官じゃないですが、つい買ってしまいました。それも2つも。バカですよねぇ・・・なので、この100均セリアの防刃手袋について、レビューしていきたいと思います。
防刃手袋のラベルはこんな感じ。サイズはフリーサイズ、しっかり防刃手袋と書いてあります。カッターナイフで切るような絵になっています。刃物を使うDIYやアウトドアに最適!!と記載してあります。刃物を使う時には安全の為に使用した方が良いかもしれませんね。というか、今回は警察官の方への紹介でしたね!
実際にカッターで切ってみた
やはり試さないとわからないですよね。なので、思い切ってカッターナイフで切ってみることにしました。まずはカッターマットの上で切ってみます。引いて切ってみましたが、跡が少し残る感じで、切れていません。何度かやってみましたが、切れませんでした。これは凄い。
次に手にはめてカッターナイフで切ってみました。これ、少し怖いです・・防刃手袋だから大丈夫と思っても、やはり100パーセント信用しているわけではありませんので、怖いです。でもやってみました。まあ切れません。でも力強くは怖くてできません。
裏面の説明書き
裏面の説明を見ると「安全を保障する製品ではありません。」と記載があります。んー やはり全面的に信用してはいけない感じです。ちょっとした刃物には大丈夫だと思います。
あくまでエマージェンシー
裏面の説明のとおり、安全の保障はしてくれないようなので、あくまでエマージェンシー用(非常用)だと思います。でも、警察官の方が日ごろ持ち歩く分には、ガサばらず制服のポケットにすっぽり入るので、いざという時には役にたつのではないかと思います。まあ ないよりはあったほうがいい、くらいな感じです。なんせ、110円ですから。二つで220円ですから。買って損はないと思います。
木地も薄いんです。だから動かしやすい。
まとめ
ということで、今回は、100均セリアの防刃手袋の紹介でした。今私が現職警察官でしたら、間違いなく制服のポケットに入れておきます。自分の身は自分で守る、これは基本です。誰も助けてくれません。現場に一人で臨場することもあるはずです。そんな時、この100均防刃手袋を持っているのと持っていないのでは、雲泥の差ではないでしょうか。現職警察官の方へ、是非参考になれば良いなと思います。受傷事故防止に留意して頑張ってください!!
ちゃんとした防刃手袋はこちら!
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警察内勤当直用 ラインスタンプです!名前は 「にゃあた」です!可愛がってくださいねー!
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