5000円札を路上で拾得し届けた

ある日路上で5000円札を拾いました。私は今まで生きてきた中で、現金を拾ったのは初めてでした。しかも、5000円札が、そのまま裸銭で落ちていたのです。そのお札は、かなり汚れていましたが、普通に使用できるレベルの汚れでした。それを某警察署の会計課に届出しました。
権利放棄できますが、どうしますか?だと?

会計課というのは、落とし物の係で警察官ではなく、警察行政職員という一般職の職員なんですが、簡単に言えば事務職員ですね。で、裸銭で5000円を届けた時、対応した職員が、いきなり「権利放棄できますが、どうしますか?」と言ってきました。私は「は?」です。だって裸銭で5000円ですよ?拾得物は届出してから3か月の間落とし主がわからなければ、その拾ったものは、拾った人の物になるんです。よっぽど、お金に余裕がある方でしたら権利放棄もするでしょうけど、私は、そうではないので、権利放棄はしないつもりで、届出しました。という、問題は、そこではないんです。今回の場合、私が先に、「権利放棄します」と言った場合、警察側が「拾って頂いた方には権利がありますけど、権利放棄してもいいのですか?」と聴くのが通常です。なので、逆なことをしているんですよ。権利があるのに、何故権利放棄を進めるんですかって話です。権利放棄させる必要ないじゃないですか。積極的に進めるなんて、本当に意味がわかりません。というか、権利放棄をしないと、拾得届の控えを渡して、もし万が一、書類の記載を間違えたりすると、その渡した書類を一度回収して、書き直さないといけないんです。書くといってもパソコン入力をやり直して印字しなおす、という作業になりますが、権利放棄であれば、その後拾得者とは、もう接点がないので、例え書類を書き間違えたとしても、渡した書類がなくてもゴマかすことができるので、面倒くさくない、ということなんです。とんでもないですよね。私は、届出する時に元警察官だとは言っていませんので、この職員は日常的にそのように対応しているのだと思います。面倒くさい仕事はしたくないんでしょう。はっきり言って、とんでもないです。
3か月後に引き取りに行くと驚きのことが・・

届出してから3か月経ち、落とし主が、わからなかったようなので、某警察署会計課に拾得届の控えを持っていきました。受付をして、しばらく待っていると呼ばれました。で、渡されたお金にビックリです!新品の綺麗な新札でした。実は私が拾ったお金は汚れ汚れた旧札の5000円札だったんです。個人的には、拾った汚いお金が綺麗な新札になって戻ってきたら、嬉しいですよ。でも、考えてみてください。私に渡された5000円札は、私が拾ったお金ではないんですよ。ですよね?おかしくないですか?本来であれば、拾った汚い旧札を渡さなければダメなんですよ。もし私がその拾った5000円札が旧札だったので、その旧札が欲しかった、と言ったら、どうですか?ただ、同じ5000円、という共通点があるだけです。はっきり言います。私は拾った物と違う物を渡されたのです。やってはいけないことです。それを当たり前のように、やっていたというのが驚きです。綺麗なお札になって、嬉しいですが、やってはいけないことなんです。今の時代に、まだこんないい加減な仕事をしているのかと、本当に驚きました。
まとめ

北海道警察の驚きの対応ですが、こんなもんじゃありません。他にも、たくさんありますので、これから徐々にお伝えしようと思います。
まぁ、とんでもないことばかりです。しっかり仕事をしてもらいたいものだと思います。

こんなのあります!

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